くらし情報『松山ケンイチ「初日を迎えることが出来て一安心です」『hana-1970、コザが燃えた日-』キャストコメント&舞台写真到着』

2022年1月11日 18:00

松山ケンイチ「初日を迎えることが出来て一安心です」『hana-1970、コザが燃えた日-』キャストコメント&舞台写真到着

に声をかけ、即席でできた4人家族。それから月日が経ち、今やバラバラになっていた「偽の家族」が、久しぶりに家のあるバーに集まった。アメリカ軍施政下での圧力や人権侵害に翻弄され続けていた彼らは、さまざまな想いを胸に秘めていた。彼らの妹ナナコやおかあが匿っていた脱走兵ミケ、アキオがデモ帰りに連れてきた本土から来たルポライターらをきっかけに、家族は次々と本音をぶつけ合い向き合っていく。1970年12月20日未明、コザ騒動の裏側で起きた、ひとつの家族の物語に胸が熱くなる。

今回が会話劇初主演となる松山ケンイチは、出自が分からず半ば自暴自棄に生きるハルオの苦しみを、大胆な動きと細やかな表情で表している。遠慮がちで控えめな性格のアキオを演じる岡山は、これまで誰にも明かしてこなかった内に秘めた熱い想いを体当たりの演技で魅せる。余は、自身の置かれている境遇に決して負けまいとするおかあの強さを、台詞のひとつひとつに丁寧に重ね客席に届けている。
冒頭からウチナーグチ(沖縄ことば)が飛び交い、三線の演奏もあり、まるで沖縄にいるような気分に。舞台上には、米兵が出入りする A サインバーのセットがあり、窓の向こうには基地があるという設定。

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