くらし情報『DAZZLE主宰・長谷川達也が目指す、誰でも親しめるダンスパフォーマンス』

2021年6月18日 12:00

DAZZLE主宰・長谷川達也が目指す、誰でも親しめるダンスパフォーマンス

──DAZZLEの特徴を語る上で欠かせないのが、ストーリーです。

ある時、ダンスを知らない友人とダンスパフォーマンスを観に行ったんです。ある程度年齢がいっている大御所の方のダンスの技術の素晴らしさに僕が感動している横で、友人は、何がいいのかわからない、ブレイク・ダンスのようなアクロバティックなパフォーマンスの方が面白かった、と。それを聞いて、誰でも親しめるためには物語が必要なのではないかという発想に至りました。

当時、ストリート・ダンスの世界で物語のあるものを作っている人はほとんどいませんでしたし、僕自身、映画や漫画やゲームが好きだったので、そういう面白さが詰まった舞台を観たいとも思ったんです。個人的には、物語がないダンスも好きなのですが。

玉三郎さんから教わったこと

──2011年に『花ト囮』という作品でLegend Tokyoで優勝し、韓国・ルーマニア・イランの演劇祭にも招聘され、2015年には坂東玉三郎が演出を手がけてDAZZLEが主演し一部振付も担当した『バラーレ』を上演……と、この10年のDAZZLEの活躍には目覚ましいものがあります。それらの経験は、今にどう繋がっていますか?

ストリート・ダンスのコンテストには沢山挑戦して良いところまでは行くものの、優勝はできずにいました。

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