くらし情報『DAZZLE主宰・長谷川達也が目指す、誰でも親しめるダンスパフォーマンス』

2021年6月18日 12:00

DAZZLE主宰・長谷川達也が目指す、誰でも親しめるダンスパフォーマンス

『鱗人輪舞』では裁判のシーンで観客に投票してもらい、それによって結末が変わるという仕掛けを作りました。物語を二つに分ける分、製作量も増えますし、選ばれなかったらその場面はやらないかもしれないという難しさもありましたが、観てくださった方々が、面白かった、別のパターンも観たいと言ってくれて、僕の中ではうまくいったのではないか、と。

イマーシブシアターは、ニューヨークのオフ・ブロードウェイで上演されていた、イマーシブシアターの代名詞みたいな『Sleep No More』の話をメンバーから聞き、実際にニューヨークに観に行ったらすごく面白くて。シェイクスピアの『マクベス』がベースになった作品とのことでしたが、僕自身の勉強不足もあってか、お話というよりは世界観を味わうものに思えたので、DAZZLEでやるならもう少し物語的につかんだり解決できたりするようにしたいと考えて作ったのが、『Touch the Dark』です。

DAZZLE主宰・長谷川達也が目指す、誰でも親しめるダンスパフォーマンス

DAZZLE新作公演『NORA』ロゴ
こうやって、マルチエンディングの舞台を作り、作品の中に観客が入るイマーシブシアターをやったら、もうあとはマルチストーリーしかない(笑)。小さい頃、ゲームブックというものがあって。

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