2022年3月15日 12:00
片岡愛之助と戸次重幸が初共演 フランス発傑作コメディー『奇人たちの晩餐会』6月より上演
片岡愛之助と戸次重幸が初共演する舞台『奇人たちの晩餐会』が、東京、大阪、長野、愛知、福岡で、6、7月に上演されることが決定した。
本作は映画『Mr.レディMr.マダム』、『メルシィ!人生』など多くのコメディー映画の脚本を執筆したフランス喜劇を代表する脚本家フランシス・ヴェベールが1998年に発表した作品。パリで開幕と同時に大ヒットを記録し、ヴェベール自ら監督、脚本を手掛けて映画化。フランス映画界の名誉あるセザール賞で脚本賞、最優秀男優賞を受賞した。さらに2010年にはアメリカでも映画化されて大ヒットを記録した。
パリに住む編集者のピエール(戸次重幸)にはひそかな趣味があった。それは毎週水曜、友人とディナーを取ること。しかし、そのディナーがかなり変わっている。
主催者たちはそれぞれとっておきの変わり者ゲストを同伴。その中からキング・オブ・変人を決めるという非常に悪趣味な裏テーマがあった。これこそ“奇人たちの晩餐会”である。今回ピエールが選んだゲストは官庁に勤めるフランソワ(片岡愛之助)という男。彼はマッチ棒を30万本以上使って巨大な模型を作る変人であった。ところがピエールに次々と災難がおこる。