2022年4月19日 12:00
吉川愛のコンプレックスとの向き合い方「認めてくれる人たちのことを大切に」
撮影/須田卓馬
単行本累計発行部数が300万部を突破した人気コミック『明日、私は誰かのカノジョ』。女性たちが抱える悩みやコンプレックスをリアルに描いた本作。章ごとに主人公となる女性が異なり、それぞれのキャラクターに自分自身を投影できると共感を呼んでいました。
そんな話題の作品がMBS/TBSドラマイズムにて実写ドラマ化。
今回はレンタル彼女のアルバイトをする大学生・雪を演じる吉川愛さんにお話を伺いました。
以前から意識していた?「雪」の存在
――原作や台本を読まれての感想をお聞かせください。
リアリティがある作品だな、と思ったのと、主人公となる人物が章ごとで変わっていくので、いろんなキャラクターが見られるのは楽しいな、と思いました。
――雪役でオファーが来たときはどのように受け止められましたか。
もともと原作は知っていたんですけど、読んだことはなくて。でも、広告などで見かけて、雪ちゃんの存在自体は知っていました。コンプレックスを持った、少し影があるというか……あまり自分を見せない女の子に感じたので、不安はありましたね。しかも、原作は人気のある漫画だし、私にできるんだろうか、って。