2022年2月18日 12:00
佐野勇斗が横浜流星に捧げるリスペクト「ファンの方と同じ気持ちで見ています(笑)」
期待しているよ』というような言葉をいただきました。亮平さんは人との接し方も完璧なんです。頭が上がらないですよ」
“努力の天才”と出会ったことで、佐野自身もまた今までよりさらに目線が上がった。
「僕自身、自分のやっていることにあまり満足しないタイプなんですけど、亮平さんと出会ってその気持ちが増したというか。今までのラインからさらに2段階くらい上のラインをクリアしても全然足りないなって思うようになった。ひとつひとつの作品に対する取り組み方も、亮平さんと出会った前と後ではまったく違う気がします」
誰かの心を動かす作品をつくりたい
2015年、映画『くちびるに歌を』で俳優デビュー。そこから経験を重ね、芝居に対する想いも少しずつ変化が生まれてきた。
「『ミックス。』という映画をやっていたとき、泣き芝居が恥ずかしくて緊張しちゃうんですよという話を広末涼子さんにしたら、広末さんが『逆に考えたらさ、普段生活していて、何十人の前でうわーって叫んだりできないじゃん。お芝居ならそれができる。それが楽しいと思った瞬間があったんだよね』という話をしてくださって。当時の僕はまだその言葉の意味をちゃんと理解できていなかったんですね。