2021年4月30日 18:00
リーガルリリーに訊く、ライブという存在 「海の日」3周年に向けて“世界”での活動を振り返る
4月7日に新作EP『the World』をリリースし、4月23日から約2年ぶりとなる全国ツアー「the World Tour」を開催している3人組バンド、リーガルリリー。『the World』というタイトルにちなみ、彼女たちが経験してきた海外でのライブを振り返ってもらった。日本的な抒情性と洋楽的な音のパワーを併せ持つリーガルリリーは、世界のさまざまな場所で音を鳴らしながら何を感じ、それはその後の活動にどんな影響を与えてきたのか。『the World』に込めた思い、そしてツアーと追加公演として開催が発表された恒例の「海の日」ライブ(ベース海が加入して現体制になった記念日のライブ)のことまで、今のリーガルリリーについてたっぷり語ってもらった。
――今回『the World』というEPをリリースしたということにちなんで、リーガルリリーと世界というところで過去の海外でのライブを振り返ってみたいなと思うんですが。リーガルリリーとして初めて海外に行ったのが、2016年のカナダツアーでした。まだ海さん加入前ですけど。
たかはしほのか(Vo・Gt)当時、地元からそんなに出ないで活動をしていたので、そこからいきなり日本を出るっていう。