2022年5月25日 07:00
成田凌&伊藤沙莉が選ぶ「10年後の自分に聴かせたい歌」
――当時は美容師を目指されていたとか。
成田そうですね。ちょうど17歳くらいのときに美容師になることを考えていました。でもそれも自分の意思じゃなかったんですよ。一緒にいた友人が先生に向かって「俺たち専門学校に行きますんで」って宣言していて、横にいた僕の手も一緒に挙げていました。そこから、ちゃんと学校に行って免許もとりました。17歳の自分からしたら、こんな10年後があるなんて想像もしていなかったと思う。不思議すぎますよね。
伊藤私は9歳からこの仕事をやらせていただいていて。たぶん17〜8歳の頃はこの仕事を続けるか続けないかを決める時間でしたね。
ちょうど事務所も変わったタイミングで。今の事務所に移る前がいちばん考えましたね、自分がこの仕事に向いているかどうかを。他の事務所に入るってことは続けるっていうことだし、そうじゃないんだったら何か違うものを見つけないといけない。周りも大学の願書とかを書きはじめる時期で、自分のこれからについていちばん葛藤した時期でした。
――当時の気持ちを覚えていますか。
伊藤当時はそんなに出ずっぱりというわけではなくて。
小、中学生のときの方が、正直オーディションは受かってたんですよね。