2021年7月19日 20:30
Zeppで魅せたロックな「さくらしめじ」 「ライブを作っているのは僕らとファンの“心”と“気持ち”」
『青春の唄』でギアを入れ、『でぃすとーしょん』でボルテージを上げていく。本当にさくらしめじのライブに来ているのだろうか?と思うほど、普段とは違うアーティストを見ているかのようだ。
雅功が「元気かい、Zepp!」と声をかけるときのこりあんたちも手にしたサイリウムを揺らして答える。そんな会場を見て雅功が「まあまあだな」と言ってどこか不敵に微笑む。なんだかいつもよりワイルドだ。
みんながまだまだだから歌詞飛んじゃったじゃん!
「これからもっとどんどん上がっていくんだと思うけど、ダメだよ、そんなんじゃあ。全然ダメだったから歌詞飛んじゃったじゃん!」と照れ笑いで『でぃすとーしょん』の演奏に触れたあと、『たけのこミサイル』へ。ギターを弾く彪我の表情がとても気持ちよさそうでゾクゾクさせる。
4曲目では特徴的なギターリフで始まるRADWIMPSの『会心の一撃』をカバー。彪我のギターに、雅功はハンドマイクでステージ上をところせましと動き回り、歌い上げた。
4曲を終えたところで、すでにふたりの顔には汗が光っており、その熱量を感じさせる。
彪我は会場を見渡すと、「すごいね、顔が見える。元気?」と笑顔で手を振って見せた。