くらし情報『【ライブレポート】浪漫革命、6都市全公演ソールドアウトの『躍進』ツアーファイナル・渋谷WWW X』

2021年12月7日 19:50

【ライブレポート】浪漫革命、6都市全公演ソールドアウトの『躍進』ツアーファイナル・渋谷WWW X

とにかく1曲でも多くやりたい、聴かせたい歌がいっぱいある、という前のめりな気持ちが伝わってくる。

2曲目「Lovely moon night」の頭に、ジャクソン5の「I Want You Back」のイントロをくっつけたり、3曲目「サマタイム」の途中で、ベース藤本卓馬がラップするパートに、はっぴいえんど「夏なんです」の一節が織り込まれていたりと、自らに影響を与えてきた音楽を明かしながら、ライブが進んでいくのも楽しい。

同期を用いる曲もある。全員でユニゾンで歌う曲もあるし、アカペラ・グループのようにハモリを聴かせてから始まる曲もある。前述の通り、ラップがはさまる曲もあるし、藤澤信次郎以外のメンバーがボーカルをとる曲もある。8曲目「ベイベ」は、曲の後半でバンドの演奏が「ジェフ・ベック?」と言いたくなるような方向へ展開していく。
【ライブレポート】浪漫革命、6都市全公演ソールドアウトの『躍進』ツアーファイナル・渋谷WWW X

大池奏太(Gt/Cho)
中盤で、初めて普通にMCを挟んでから「後日配信するけど、CDで販売するのは今日だけです」という紹介から、「ひとり」と「ふたりでいること」の新曲2曲が続けて披露された。「ひとり」は、1コーラス目は普通に演奏されるが、2コーラス目はドラムのTOYがパッドを叩くことで、曲のテイストがガラッと変わる。

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