2022年5月26日 15:00
河瀬直美総監督「ようやく世界にお披露目できる」、『東京2020オリンピックSIDE:A』第75回カンヌ国際映画祭公式上映レポート
このたび、『東京2020オリンピック SIDE:A』が国際映画祭の最高峰であるカンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクションの「CANNES CLASSICS」部門に選出。現地時間5月25日(水)にSalle Bunuel(サル・ブニュエル)劇場にて、公式上映された。
1997年の『萌の朱雀』でのカメラドール(新人監督賞)受賞以降、カンヌ国際映画祭とは縁の深い河瀨監督は、本作がカンヌ国際映画祭にて公式上映されることに、「すごく嬉しい。5年ぶりのカンヌでドキドキします。世界で一番の映画祭という最高のお披露目の場だと思うので、ここカンヌにて、日本で行われたオリンピックの姿をお披露目できるのは誇りに思います。」と思いを語った。
上映会が行われる映画祭メイン会場の前に敷かれた深紅のカーペットに登場した河瀨監督は華やかな映画祭に相応しく、火の鳥をイメージしたカラフルなドレスに身を包み、本作に出演しているキム・ゴーシェ(東京2020オリンピック 女子バスケットボールカナダ代表)とその家族らと登場。レッドカーペットの雰囲気を味わって楽しむ様子を見せ、多くのカメラマンからのフラッシュを浴び続けていた。