望まぬ妊娠をした女性の行きつく先とは 映画『石門』 日本版予告編&新場面写真公開

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2月28日(金) に公開される映画『石門』の日本版予告編と新たな場面写真が公開された。
本作は、“中華圏のアカデミー賞”と称される台北金馬獎で日本資本の映画として初めて「最優秀作品賞」を受賞し、「最優秀編集賞」との2冠に輝いた作品。監督を務めたのは、中国湖南省出身のホアン・ジーと東京出身の大塚竜治夫妻で、これまでに女性の性に関する問題をテーマに『卵と石』『フーリッシュ・バード』を共同制作してきた(『石門』に続き2作品とも日本初公開が予定されている)。
公開された予告編は、客室乗務員を目指す主人公のリン(ヤオ・ホングイ)が、英会話教室のパーティに参加している場面から始まる。大学に通いながら英会話のスキルを高める努力を続けていたが、地方出身の彼女はパーティで自分の居場所が見つけられないでいた。「何が得意」という問いに「客室乗務員の学校に通っています」と応じる彼女の言葉とともに実習風景が流れ、続けて宝飾店の店頭でドレスを着せられたリンの姿が映される。診療所を営んでいる両親は、死産の責任を負って賠償金を迫られており、彼女はアルバイトをして仕送りをしていた。
そんなある日、リンは自分が妊娠1カ月であることを知る。