ブラス×アイドル融合ユニット C;ONインタビュー「今は自分たちのスタイルを確立できて、どこに出ても「これが正解」と思ってやれている感じがします」
Text:斉藤貴志Photo:石原敦志
ブラス×アイドルという独自のスタイルで、美麗なビジュアルからクオリティの高い音楽を奏でるC;ON(シーオン)。この夏のフェスやワンマンで今キテることを感じさせた。エイベックスからのメジャーデビューを控え、来年2月のパシフィコ横浜でのライブも決定した中、10月からは全国ツアーを開催。5人のメンバーに唯一無二の活動への想いを語ってもらった。
――独自のスタイルを築いているC;ONですが、個々のメンバーはどんな音楽ルーツを持っているのか、というところから伺いたく思います。愛佳さんはお母さんがジャズシンガーだったんですよね?
愛佳(vo)母はフィリピン人でファンキーな図太い声をしていて、ジャズやファンクをバンドで歌っている姿を観てきました。私も小さい頃から洋楽に触れて、母みたいに歌いたいと思っていて。4歳から広島のアクターズスクールに通って、歌手を目指す人生が始まりました。
――小学生の頃から『歌唱王』や『THEカラオケバトル』に出場して注目されました。気づいたらうまく歌えていた感じですか?
愛佳全然そんなことはないです。アクターズスクールに通いながら、ずっと両親に歌を教わっていて、よく橋の下で練習していたんですね。