2021年8月24日 07:00
女優・西野七瀬の現在地「今はまだ女優と呼ばれるのはちょっと恥ずかしいです」
今だったらこうできるかなとか、反省しながら見ちゃうところはあります。
――沼本についてはどんな人物と捉えて演じていましたか。
お父さんのことを父って呼んでいるので、意外と育ちがいいのかなとか、ガールズバンドでドラムをやっているとか、台本を読んでわかるものは拾っていきましたけど、あとはあまりつかめないというか、結局どういう子なんだろうなって、自分も完全にはわかりきれなかったのが正直なところです。
でも、そこはマイナスにとらえずに、どういう行動に出るのか、あんまり予測がつかない。そういう人物なのかなと思って演じていました。
――出演シーンとしては、藤原竜也さんとの場面が多かったですね。
今回の藤原さんのお芝居が、いつ息継ぎを入れているんだろうっていうくらい早口で。絶対大変だと思うんです。
主演で、シーンも多くて、相当な覚悟がいるんじゃないかなって。藤原さんはこれで行くと決めたことを、ちゃんと最後までやり遂げて。そばで見ながら、ただただすごいなと思いましたし、テンポが早い分、私も気を抜けなかったです。
――藤原さんは西野さんから見てどんな方でしたか。
優しかったです。私自身が初めましてというのもあって、距離感が近いお芝居が難しくて苦戦していたんですけど。