2021年4月10日 07:00
真風涼帆・潤花の宙組新トップコンビお披露目公演が開幕
と出会う。彼女は、ホテルで開かれるニジンスキー救済のためのチャリティ・バレエ公演に出演するという。そこへ、公演のスポンサーで、芸術家たちのパトロンでもあるオーストリアの若手実業家、ヘルマン・クラウスナー(芹香斗亜)が、ポーランド出身の美女アルマ(遥羽らら)を連れて現われた。
出演はほかに、振付家兼ダンサーのバシリエフに桜木みなと、バレエ公演を主催するロシアからの亡命貴族ミハイロフに寿つかさら。
作・演出の植田は、文化庁の新進芸術家海外研修制度でハンブルク・バレエ団に留学した経歴の持ち主で、これまでもその経験を生かした作品づくりをしている。今回も、植田ならではの美しい世界観が描かれるだろう。
東京公演は4月15日(木)まで。5月1日(土)から7日(金)までは、大阪の梅田芸術劇場メインホールで公演が行なわれる。
なお、5月5日(水・祝)には、各地の映画館でライブ中継が実施され、タカラヅカ・オン・デマンドでのライブ配信も決まっている。文:原田順子
公演情報
宝塚歌劇宙組 Musical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』
作・演出:植田景子
出演:真風涼帆 / 潤花 / 他
【東京公演】
2021年4月10日(土)