2021年11月26日 18:00
【ライブレポート】シャンプーズ 紆余曲折・葛藤を乗り越え、来年に繋げる初ワンマンライブ
このMCに続いたのは、シャンプーズのはじまりの曲「蝉の唄」。パンキッシュな曲からぐんぐんとBPMをあげて、「窓の外」「ウルトラマリンブルー」を演奏して、シャンプーズとして走ってきた約5年間をその曲とともに駆け抜けていった。
Dr/Cho:マリオ(Photo:石原敦志)
ライブ終盤には、2022年にアルバムをリリースすることや、アルバムを引っさげた全国ツアーを行い、そのファイナルを4月30日(土) 新代田FEVERで開催することが発表された。「よし、言ったからには頑張ろう。言ってしまえば、もうやるしかないからね。これからその手法で行きます」と言って観客をわかせて、“シャンプーズはカッコイイバンドじゃなく、やばいバンドになろうと思ってる”と高らかに宣言。まさにこのワンマンライブにふさわしい「はらはくくったぜ」と、サブスクに解禁されたばかりでこの曲にいつも背中を押されてきたという「28」をアンセミックに響かせた。
Photo:石原敦志
Photo:清水舞
「この4人と、皆さんも含めてシャンプーズ!」と叫ぶモミーの声が、明るく、たくましく会場を照らし、樹里はギターをブンブン振り回す勢いで笑顔でフロアに迫る。