松田凌が作り上げる、美しさと強さを秘めた加州清光 「新選組隊士たちの志が根付いている」
(撮影:友野雄)
加州清光が、舞台『刀剣乱舞』の世界に再び舞い降りる。「心伝 つけたり奇譚の走馬灯」と題された新作公演で、加州清光を演じるのは松田凌。本公演では「天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」に続いての出演だ。新選組沖田総司が使用していたとされる打刀で、きれいにしていれば主に可愛がってもらえると思っている、加州清光。美しさの中に秘めた熱い想いを持つこの刀剣男士を松田が再びどのように演じるのか。そして、加州清光とは正反対に見えて似たもの同士の喧嘩仲間、大和守安定との関係性をどのように見せるのか。松田が胸に秘めた想いを語る。
「純度を高く保って演じないと難しい」
――今回、再び加州清光を演じることになりますが、現時点ではどのような準備をしていますか?
すごく正直なことを申しますと、(取材当時は)全く準備をしていません(苦笑)。加州清光を演じるにあたっては、純度を高く保って演じないと難しいと考えているので、お稽古が始まるまではあまり意識せずにいます。こうしてインタビューをしていただくことで徐々に実感が湧いてきているというところがあります。
――なるほど。「天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」