風間杜夫、シリーズ8作目のひとり芝居で動き回り歌いまくる。その軽やかさに刮目せよ!
『カラオケマンミッション・インポッシブル〜牛山明、バンコクに死す〜』チラシ
──どのくらい体を張ったお芝居になるのでしょう。
キックボードに乗ったり、悪い奴らに捕まって拷問を受けたり…限界までは頑張ってみようかと。一応はね。やっぱり、トム・クルーズをライバルとしていますから(笑)。
──この公演に向けてやはりトレーニングをされているのでしょうか。
いや、それがまったく何もしていないんです(笑)。今年の夏は猛暑でウォーキングも中断しましたし。それでもまあ、これまでのシリーズもそこそこキツかったですから。
頑張れるのではないかと思っています。
──それにしても、ここへきてシリーズ初の海外編が企画され、牛山明が命の危機にさらされるとは思いませんでした(笑)。
何しろコメディですから、どんなところにも飛躍できるんです。それがこの作品の面白いところで。これまでも牛山は、大衆演劇の一座に入ったり、ホームレスと交流したり、選挙に立候補してみたり、観光ガイドをしたり、いろんなことをやってきました。
──改めて、牛山明とはどんな人ですか。
平凡なサラリーマンで仕事や家庭に悩み、大好きなカラオケで憂さを晴らしていたんです。