夜の本気ダンス、2/21 Zepp Shinjukuツアーファイナルをもって マイケル(b)・西田一紀(g)が脱退
今度のマイケル君の脱退の申し出は、バンドにまつわることや、自身のあれこれについて思いを巡らせる契機となりました。私がギターを弾く意義、このバンドのこれからの展望など、様々な問答が浮かび上がってきました。
そしてそのうちに私は、自身の内に小さなシミがあるのを見つけてしまったのです。
それは取り止めのないような事だったのかもしれませんでしたが、一度見つけてしまうとそれはとても肝心な事であるように思われました。
そしてその思いは次第に膨れ上がってゆき、やがて私は自分の生活が京都の街にこのまま腰を据え続けてゆく未来を想像することが困難になりました。
それならばどうすべきかと考えを巡らせたところ、東京へ行ってみようと思い至りました。
その旨を伝えるとメンバーは、すんなりと受け入れてくれました。
それが今度の事の顛末です。
そのようなわけで、私は次のツアーを最後にバンドを脱退する事となったわけですが、夜の本気ダンスのギター弾きとして、残されたステージを最後までこのバンドと真摯に向き合って音を鳴らしたいと思っております。そしてこれまでギターを任せてくれたメンバーに感謝と敬意を表すると共に、夜の本気ダンスの音楽を愛してくれる皆様、支えてくれた関係者、スタッフの皆様には心より感謝を申し上げたいと思います。