2021年9月6日 15:30
10秒に一度、何かが起こる……野田秀樹の代表作にして最大の衝撃作『THE BEE』9年ぶりに上演! 阿部サダヲ、長澤まさみら新キャスト集結
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件に触発された野田秀樹が、筒井康隆の小説『毟りあい』を題材につくりあげ、国内外で上演、高い評価を得ている『THE BEE』が2021年秋、NODA・MAP番外公演として9年ぶりに日本上演される。
『THE BEE』は野田がロンドンで現地演劇人とワークショップを積み重ね、書き下ろした英語戯曲。2006年にロンドンで初演され、2007年には東京で日本語版が初演。2012年にはイングリッシュバージョンを世界4都市、日本語バージョンを国内5都市で上演する海外・日本ツアーも敢行、これまでにNY、香港、エルサレム、パリなど10カ国14都市で上演、各地で称賛されてきた。
まさに野田秀樹のマスターピースともいえる本作に今回、新キャストとして阿部サダヲ、長澤まさみ、河内大和、川平慈英の実力派4人が集結。これまで『THE BEE』全公演で出演(井戸・小古呂の妻役)してきた野田は、今回NODA・MAP作品としては初めて演出に専念するという。
野田秀樹が演じてきた[井戸]を演じる阿部サダヲは、2012 年の『THE BEE』松本公演に衝撃を受け「いつかこの役をやりたい」