2021年12月10日 21:00
Awesome City Club、飛躍の年を締めくくるワンマンライブレポート「これからの僕たちに期待してほしい」
とオーディエンスを煽ると、サビでは一斉に手が振られ、atagiとPORINと一緒にステップを踏んだりと、一曲で場内の温度をさらに上げてみせた。さらに、ホーンセクションのソロをフィーチャーした「but xxx」を続けると、華やかなディスコストリングスが印象的なオーサムのライブアンセム「Don’t Think, Feel」へ。モリシーが中毒性のあるループフレーズを弾き、サビでは声は出せなくとも手を挙げてコール&レスポンスが行われ、この日一番の一体感が生まれていた。
「最高です!」とPORINが笑顔を見せ、3人で濃密な一年を振り返ると、再びPORINが「このバンドは今までいろんなストーリーがあって、苦難もあったけど、こうやって最高の景色をいま見れているのは、自分たちの感性を信じて、ここまで歩みを止めずに進んできたからだと思っています。そんな想いを書いた曲を聴いてください」と語り、「Okey dokey」を披露。〈迷う間も無く変わり続けた いばら道がよく似合う 僕らは不器用に進んで 真実は今ここにある〉といった歌詞がスクリーンに映し出され、メッセージとして伝えられると、最後に披露されたのはこのステージに3人を導いた「勿忘」。