くらし情報『藤原季節「今、本当に毎日が幸せです。」大劇場出演の“勝負の時”に向けて』

2021年4月16日 17:00

藤原季節「今、本当に毎日が幸せです。」大劇場出演の“勝負の時”に向けて

それから歴史を詳しく調べていくうちに、その興味がどんどん倍増していって……。パリで死刑執行人がひとりしかいなかったなんて、本当にこんなことがあったんだと。マリー=アントワネットやナポレオンが主役の物語はあるけど、死刑執行人を主役にするという視点がすごく面白いなと思いました。

稽古を重ねて見えてきた、過激なだけじゃないサンージュストの一面

――藤原さんが演じるのは、革命へとひた走る青年サンージュストです。どんな人物でしょうか。

脚本を読んだ時に思ったのは、過激な思想を持っているということ。ルイ16世を処刑台に送ることが市民の平等につながる、その一直線な思いで突き進んで、少し浮き足立っていて……というふうに表面的な部分をとらえることは、ホンを読んだ段階で出来ていたんです。でも稽古をやっていくうちに、その過激さの理由というか、なぜ国王や反革命的な人間たちを次々に処刑台に送っていったのか、時代的背景やその心情を想像するようになりました。
ただ過激なだけじゃないサンージュストの純粋すぎる一面が、稽古を重ねていくうちに見えてきて、そこも演じていて楽しいですね。

藤原季節「今、本当に毎日が幸せです。」大劇場出演の“勝負の時”に向けて


――彼の中の“正義”が突っ走ってしまったと。

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