MORISAKI WINの“ライブに行く理由” MORISAKI WIN LIVE TOUR 〜MODULATION〜
大河ドラマ『どうする家康』で“偉大なる凡庸”徳川秀忠を愛嬌たっぷりに体現し、『燕は戻ってこない』では女性用風俗で働くセラピスト・ダイキを無邪気さと刹那性をまじえて好演。
森崎ウィンを知る多くの人は、役によって陰と陽を自在に操る俳優として認知しているのではないだろうか。だが、彼にはもうひとつの顔がある。
それが、アーティスト・MORISAKI WINとしての顔だ。2020年、『パレード – PARADE』でデビューを果たし、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の主題歌である『俺こそオンリーワン』がオリコンダウンロードランキングでウィークリー1位を獲得。昨年は自身初となる全国11箇所をまわるライブを成功させた。
そんな実力派が今年は東京・大阪の2大都市でライブを開催する。タイトルはMORISAKI WIN LIVE TOUR 〜MODULATION〜。
前回の全国ツアーが2nd アルバム『BAGGAGE』を引っさげてのライブだったのに対し、今回の東阪ツアーはいわゆるアルバムツアーではない。では、今回のライブの目的は何か。狙いは、ツアータイトルに込められている。
「やっぱりライブをやる以上、お客さんに“ライブに行く理由”を感じてもらわないといけないと思うんですね。