2021年6月26日 12:00
恒松祐里、コロナ禍で意識変化…「全裸監督」に怖さも自信に昇華
飛躍著しい若手女優・恒松祐里がNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』のヒロイン・乃木真梨子を務めている。女優を目指し、アダルトビデオ業界に足を踏み入れ、山田孝之演じる村西の運命を変える役どころ。「本当に驚き、たくさん悩みました」とオファーを振り返る恒松の背中を押したのは、「この役を逃したくない」という強い思いだった。
「考えすぎかもしれませんが、将来自分の子どもが生まれたとき、『全裸監督』に出演したことがどんな影響を与えるんだろうって…。もしも大切な人を傷つけてしまったらという“怖さ”はありました。ただ、一緒に暮らす両親に相談したら『いいチャンスだし、今までで一番大きなオファーだね』って言ってくれて」(恒松)
加えて、覚悟を決めるきっかけとなったのが、コロナ禍での意識変化。『凪待ち』『スパイの妻劇場版』など話題作への出演が相次ぎ、今春のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で演じるヒロインの幼なじみ役も好評を博すが、本人は「今は何が起こるかわからない世界。明日この仕事ができなくなるかもしれない…」と考えるようになったという。
「だからこそ、こういうチャンスをいただき、しかも自分自身が演じたいと強く思える役柄だったので、逃げたり、捨てたりしてしまうのはもったいないなと。