2021年12月21日 13:00
令和3年アニソン大賞は宇多田ヒカル「One Last Kiss」が受賞
については選考員6人中3人が重複して選出するという一幕も。「社会的・アニソン業界的に最も世の中を賑わせ注目された楽曲」という大きなテーマに、各々様々な解釈を熱く語る部門となった。
■作詞賞
ReoNa「ないない」作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.)/ 毛蟹(LIVE LAB.)TVアニメ『シャドーハウス』EDテーマ
「本当に原作を理解して、アニメに寄り添った歌詞。曲中のセクションで発音を歌い分ける歌唱も素晴らしい。ライブもぜひ観てみて欲しい」と松原が称えれば「いい歌詞とそれを表現する歌唱、プロデュースワークも素晴らしい」と前田も続く。
「みんなバラバラの楽曲を選出してきた。みんな作詞というものについての見方が一人一人違う」というDJ和の言葉も、一言では語れない複雑な魅力が織りなすアニソンというものを象徴しているようだった。
また本部門では、声優アーティストユニットDIALOGUE+から異なる2曲がノミネート。
共に作詞を手掛けた田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)とも絡めて、「ユニゾンオタ、アイドルオタ」を自認する吉田が作詞の妙を語る。そして昨今の厳しい状況下でも作品のリリースだけではなく、ライブ活動を通して素晴らしいパフォーマンスを世に届け続けていた点については他の選考員も拍手を送っていた。