くらし情報『角や色の由来は? 「鬼と仏像展」で学ぶ、鬼の豆知識』

2017年2月3日 06:00

角や色の由来は? 「鬼と仏像展」で学ぶ、鬼の豆知識

鬼はなぜ赤と青? 角や虎の皮の由来は?

角や色の由来は? 「鬼と仏像展」で学ぶ、鬼の豆知識

赤鬼(桃)(フィギュア、瀧下和之氏)

昔話に出てくる鬼のイメージといえば、肌が赤く角が生えて、虎の毛皮をまとい、金棒を持った姿。赤鬼・青鬼の色については諸説あり、そのうちの一つは仏教思想において人間が克服すべき煩悩である「貪欲」と「怒り」が、それぞれ赤と青で表現されているというもの。また、鬼が角を持つようになった経緯には、諸説あるそうですが、最もメジャーなのが「鬼門に居座るため」だそう。鬼門にあたる丑寅の方角にいるため、牛(丑)の角をもち、寅(虎)の皮を身につけているのだとか。ちなみに、かの有名な昔話『桃太郎』は、鬼を避けるために鬼門の方角に桃の木を植えたという風習に由来するという説も。


表情豊かな日本家屋の守り神「鬼瓦」も

角や色の由来は? 「鬼と仏像展」で学ぶ、鬼の豆知識

鬼瓦家守

鬼瓦と言われる、社寺や日本建築の邪気を祓い、そこに住む家族を守る役割を持った瓦も展示。“鬼師”と呼ばれる職人が丹念に仕上げた鬼瓦は、魂が宿った迫力ある表情で、どことなく鬼師に似た雰囲気が感じられます。空間デザインを損なわないサイズ感なので、本来の用途以外にも、インテリアとして飾っても素敵です。

掲載中の商品は、すべて2月3日までの販売ですが、常設されている仏像にも魅力的な作品が多数あるイスム表参道店・仏像ワールドギャラリー。

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