2019年11月21日 12:00
宮崎駿さんの絵やメモから三鷹の森美術館を紐解く「手描き、ひらめき、おもいつき」展
宮崎駿さんの「伝え方」とは
宮崎駿さんには自分が伝えたいことをカタチにする際に、4つの傾向があると言い、そのプロセスを紹介しています。
1.“展示内容”や“展示したい物”が頭の中で確立している時は、イメージボードにてその詳細を丹念に描き、展示スタッフに制作の指示を出す。
2.“企画のテーマ”の内容や伝え方が難しいものは、思考の過程が伝わりやすい、漫画にて表現する。
3.“言葉での表現”が最も伝わりやすい時には、執拗に言葉を紡ぐ。
4.“補足”につけるイラスト1枚においても、面白さを追求した絵を描く。
宮崎駿さん「乗り物に対する情熱」
宮崎駿さんが描く「乗り物」はとても特徴的で見たことがあるような気がするけど、どこか違う世界の乗り物という感じがしますよね。宮崎駿さんは乗り物には特に興味を注いでいて、19世紀のイギリス蒸気機関の発明とともに生まれた初期SF小説に影響を受けた“生き物”のような乗り物を詳細に描いています。
第二室 - 美術館創設の経緯やアイディア
第一室の次の第二室では、三鷹の森ジブリ美術館がどのようなアイデアで、どのように生まれたかをイラストやイメージボードで詳細に解説しています。