くらし情報『これ、なにに見える? ”細長すぎる”彫刻に隠された秘密』

2017年6月29日 07:41

これ、なにに見える? ”細長すぎる”彫刻に隠された秘密

20世紀を代表する彫刻家“ジャコメッティ”

これ、なにに見える? ”細長すぎる”彫刻に隠された秘密

どこまでも細長いけれど、圧倒的な存在感と重厚な空間をまとう不思議な彫刻たち――そんな唯一無二の作品を生み出し続けた、20世紀を代表する彫刻家アルベルト・ジャコメッティの代表作の数々がとうとう日本にやってきました。
2017年6月14日(水)〜9月4日(月)まで六本木の国立新美術館で開催中の「ジャコメッティ展」。没後半世紀を経て開催される本大回顧展では、彫刻や素描、油彩画など132点の作品を通じて、ジャコメッティの生涯を辿ることができます。
20世紀彫刻の真髄がいまここに。実物だからこそ体感できるジャコメッティ作品の醍醐味を存分に味わってください。


摩訶不思議な人体彫刻に釘付け

これ、なにに見える? ”細長すぎる”彫刻に隠された秘密

ジャコメッティの彫刻といえば、とにかく“細長い”。生涯にわたって人体彫刻を中心に制作をしたジャコメッティが生み出す細長い造形は、一度見たら忘れられない独特の形をしています。

「なぜここまで細長いのだろう?」彼の彫刻を見れば誰もが抱く疑問は、実物をじっくり観察すれば解き明かされるかもしれません。


これ、なにに見える? ”細長すぎる”彫刻に隠された秘密

アフリカやオセアニアの造型の影響を受け、シュルレアリスム運動へ参加したジャコメッティの初期作品には、どっしりとしたヴォリュームがありました。

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