2017年8月21日 04:43
ふんわりボリューム! 浴衣姿を美しくする「ふくら雀」の帯結び
ふくら雀で帯にボリュームを出す
帯結び「ふくら雀」は、古典的なイメージのアレンジ方法です。冬の寒さに耐えるため、羽根をふくらませた雀をモチーフにしており、昔から縁起が良いものとされています。半幅帯に比べてアレンジが簡単な兵児帯を用いて、ボリュームがほしいときに活用することが多い結び方です。
自分で帯のアレンジができると、着こなしの幅も広がり便利でしょう。今年の夏は、ぜひふくら雀のアレンジを習得して、浴衣を品よく着こなしてください。
夏祭りや花火大会に活躍するのではないでしょうか?
「ふくら雀」の結び方1
まずは、手先を120cmぐらいとります。それを、肩にかけ、ひと巻きしたらぎゅっと締めてください。同じところにもうひと巻きして、ぎゅっと締めます。浴衣の着くずれを防止するためにも、しっかりと締めるのがポイントです。
次に、タレを上にしてひと結びします。ここでも、ぎゅっと締めてください。結び目に近い位置で、手先を使って羽を作ります。これが、雀の羽根の部分になるので、リボンのような形に整えるのがポイントです。
ヘアゴムで中心を縛り、2枚の羽根を洗濯ばさみなどで固定します。
「ふくら雀」の結び方2
タレの結び目部分を左右に広げます。