2016年8月19日 12:52
北千住の銭湯「タカラ湯」は地下80mの井戸水で、しっとりなめらかなお肌に
日本庭園がある北千住の銭湯
四季を楽しむことのできる立派な日本庭園
「キングオブ縁側」と呼ばれる、珍しい銭湯が東京にあるのをご存知ですか? 北千住にある「タカラ湯」には、敷地内で四季を楽しむことのできる立派な日本庭園があります。広々とした庭園は、目ではもちろん、風鈴や水琴窟の音に癒されてしばし都会の雑踏を忘れさせてくれる上質な時間が流れます。家族連れはもちろん、土日になると若い層のお客さんで賑わう街の憩いの場として親しまれています。
三代目店主である、松本康一さんの祖父である益平さんが元々庭師であったことから造られ、現在も毎日お手入れをされている美しい庭園。益平さんの影響で、幼い頃から植木に慣れ親しんできた松本さんだからこそできる丁寧な庭造りは、見る人に癒しを与えてくれます。
庭園(ロビーも)では、展示会なども開催される。写真展などはもちろん、スクリーンにスライドを映写したり、様々な形で展示をしているのだとか。実は、松本さんも元々フォトグラファーをされていたそうで、個展などで使用したい人を歓迎しているそう。
季節や気候ごとに楽しめる薬湯が人気
タカラ湯はお湯も秀逸です。地下80mから井戸水を掘っているので塩素がゼロで、水道水よりもきれいなのだそう。