2019年1月7日 18:21
日本初公開含む6点が登場!「フェルメール展」大阪でも開催決定
17世紀のオランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールの展覧会が、2019年2月16日(土)より大阪市立美術館にて開催されます。2月3日(日)まで開催されている東京展とは一部作品を入れ替え、大阪展のみで展示される作品も登場予定です。
特別展「フェルメール展」の見どころ
寡作の画家としても知られるヨハネス・フェルメール。独特な質感や光の表現が特徴で、“光の魔術師”と称されるほど。諸説ありますが、現存する作品は35点のみと言われます。本展では、日本初公開作品や、大阪展のみで展示される作品など、6点が集結します。
フェルメールだけでなく、同時代の画家たちの作品も同時に展示。西日本では最大規模の展覧会です。
石原さとみさんがナビゲーターを務める無料の音声ガイドで、深く作品について知ることもできるでしょう。
『取り持ち女』
日本初公開となる作品。フェルメールの初期作のひとつで、宗教画や物語画から風俗画への転換期にあたる重要な作品です。女性を照らす光や、表情などにフェルメールの特徴がすでに表れています。
作品に年紀が記されたものは3点のみといわれており、本作の右下には制作年とともにフェルメールのサインも記されているんだとか。