【手づくり女子の基本の“き” #5】棚受けの幅はどう決める?
や「胴縁」と言われる下地が石膏ボードを支えています。
壁材に石膏ボードが使われているか見分けるときは、画鋲を壁に刺してみます。「刺さる」「抜くと白いカスがついている」なら、石膏ボードが使われている壁です。
この石膏ボードの壁は、ビスを打ってもポロポロと崩れてしまうため完全に固定することができず、棚のぐらつきの原因になります。そのため下地の「間柱」にビスを打ち付けることで、重いものを乗せる棚もしっかりと取り付けることができます。
「間柱」の距離は、一般的に455m間隔。棚受けの位置も、このサイズを基準に決めていきます。
間柱を探すならセンサーを使うと便利
強度のある棚の設置のためには、表から見えない「間柱」を探す必要があります。
壁をノックをしてみて、音が響かず硬い音がするところが「間柱」が通っている部分。コンコンと音が軽く響くところが石膏ボードのみの部分。と、自分の感覚で探すこともできますが、慣れていないとわかりにくいことも。
確実に「間柱」を見つけるなら「下地センサー」というデジタル探知機を使うのもおすすめです。安いもので2,000円程度で購入可能。棚の取り付けだけでなく、手すりやカーテンレールなどの取り付けなどにも使えますよ♪
棚板の幅も間柱の距離を考慮に入れよう
下地を見つけて、棚受けをしっかりと取り付けられたら、最後に棚板を乗せて固定しましょう。