2018年8月14日 21:03
これひとつで味わいが変わる!超料理道具専門店〔飯田屋〕で聞く《おろし器》の選び方
そうめんに冷奴。夏になると恋しくなるのが、さっぱりとしてのどごしのよい食べ物ですよね。そして、欠かせないのがショウガやワサビなどの薬味の存在です。柑橘類を想わせる爽やかな香りと、ピリリとした辛味が心地よいショウガ、豊かな香りとツーンとした鼻にくる辛さがクセになるワサビ。理想的な“薬味”にするには、おろし器選びが重要なのです。そこで今回は、合羽橋にある超料理道具専門店〔飯田屋〕の6代目社長にして、おろし器のスペシャリスト、飯田結太さんにお話を聞きました。
おろし器だけで250もの種類を取り扱っています!
〔飯田屋〕があるのは、上野と浅草の中間、食に関連した道具を扱う専門店が集まる、かっぱ橋道具街の中。合羽橋交差点のすぐそばです。
お店の外には業務用のずんどう鍋や、ウォーターピッチャー、また家庭でも使える季節もののガラス製品などが並び、店内には所せましと、さまざまな料理道具が用途ごとに分類して陳列されています。
もちろんおろし器コーナーも。一面すべて、さまざまな種類のおろし金で埋め尽くされています。
じっくりとお話を聞くために〔飯田屋〕の2階に上がると、テーブルの上に用意されていたのはたくさんのおろし金、おろし金、おろし金……!こんなにあるのかとおどろきました。