キレイに使えば20年使える!手入れしにくい「畳」を長く使うための掃除方法
汚れがひどく、やむを得ない場合のみ使いましょう。エタノールをスプレーし乾いた雑巾で拭き(または、バケツ一杯のお湯にコップ一杯の酢をいれたものに雑巾を浸し固くしぼり拭き)よく乾燥させるとカビの予防になります。きちんと乾燥させないとかえってカビが発生しやすくなりますので、良く晴れた日におこなうのがポイントです。湿度が高くなる梅雨や秋の長雨の時期は避けましょう。また春と秋の年2回、畳み干しをしましょう。そうは言っても、今の時代はなかなか難しいのが現状。干す場所もないし、重い畳を持ち出す大勢の家族がいるわけでもない。であれば、床から畳を持ち上げ、間に缶などを挟み空気を通し湿気を溜めないようにするだけでも効果があります。
5. 普段のお手入れだけでは落ちない汚れとは?
生活していれば汚れるのは常。特に小さなお子さんがいるご家庭では何かをこぼすなんて日常茶飯事ですよね。我が家でも息子が小さな頃にお仏壇の香炉をひっくり返して、散々な目にあったことがありました。このような日常のお手入れや雑巾の乾拭きでは対処できない、代表的な汚れについて確認しておきましょう。■醤油、コーヒー、ジュース、ビールなどのシミ
■粉薬、粉ミルク、香炉灰、たばこの灰などの粉ものによる目詰まり
■カビ畳には湿気をコントロールしてくれる役目がありますが、あまりにも湿気が多いと放出が追いつかず、カビが発生してしまいます。