もう色落ちさせない!ズボラさんでもできる漂白剤を120%使いこなす洗濯方法
黄ばみは襟や袖に使われるメラニン樹脂、ピンクのシミは日焼け止めに含まれている成分の一部が塩素系漂白剤に反応して変色してしまいます。白物だからといって安易に塩素系漂白剤を使ってはいけませんね。酸素系漂白剤は、基本的にすべての衣類に使用できますが、稀に以下のようなことが発生する場合もあります。■こげ茶のシミ、黄ばみは要注意こげ茶のシミや黄ばみは、金属分を含んだものが酸化してシミになった可能性があるので、酸素系漂白剤を使うと金属部分が過剰反応して衣類に穴が開く場合があります。■粉末の酸素系漂白剤による脆化(ぜいか)脆化(ぜいか)とはウールなどの繊維が溶けてなくなることです。主成分の過炭酸ナトリウムにより、ウールなどの繊維に発生し、衣類に穴があいてしまう場合があります。
4. 漂白剤ってどこまで落ちるの?洗剤だけでは汚れは落ちない?
漂白剤を使わなくても落ちる汚れはあります。どんな汚れが漂白剤によって落ちるか、洗剤と漂白剤を使って比べてみました。
■口紅
まずは口紅です。服を着るときや脱いだりするときに、思わずついてしまうことってありますよね。白い服だと余計に目立ってしまいます。
【洗剤のみ】
ほとんど口紅のシミがとれていますが、まだ薄く色が残っています。