都市ガスは果たしてお得なの?料金制度やメリット・デメリットをご紹介
一般家庭で使用されているガスは、都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2つに分けられます。地域によって普及率は異なりますが、日本全体で見ると都市ガスの家庭のほうが若干多い傾向にあるので、都市ガスの家に住んだことがある方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな都市ガスの基本情報やメリット・デメリットなどについてご紹介していきます。
■そもそも都市ガスって何だろう?プロパンガスとの違いも解説
「ガスホルダー」と呼ばれるガスの供給所から、各家庭に直接販売・供給されているガスのことを都市ガスと言います。都市ガスはプロパンガスのように各家庭にガス容器は存在しておらず、導管や変圧器によってガスが供給されています。日本国内においては、関東・関西・東海・九州の4エリアに大手ガス会社が存在しており、いずれの企業も広域にガスを供給しています。関東エリアの大手である東京ガスを例に挙げると、ガスの供給範囲は約3,100平方キロメートルとなっており、このガスホルダーから広域に供給される点が都市ガスの特徴と言えます。では、都市ガスとプロパンガスには具体的にどのような違いが見られるのでしょうか?以下でもう少し詳しく解説していきましょう。