くらし情報『「香典」と「お供え物」って違うの?法事で必要な香典のマナー、金額の相場までご紹介』

「香典」と「お供え物」って違うの?法事で必要な香典のマナー、金額の相場までご紹介

中包みを置くときも、肖像面が見えないようにするのがポイントです。そして中包みの幅を目安にして、縦3等分に折りましょう。右から先に折り、次に左を折ります。そして、下を裏に折ります。上側も裏に折りますが、このとき下側で折った部分にかぶさるように折りましょう。これで完成です。下側と上側を折る順番を間違えてしまうと「慶事」になってしまうため、十分注意してください。裏から見たときに重なりが下を向くのが「弔事」、上を向くのが「慶事」です。
上包みが深く敬礼しているように見えるのが、弔事のときのマナーです。

■どれくらいの金額を包むべき?

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故人との関係性によって、香典に包む金額は異なります。身内である場合は、最低でも10,000円、平均で30,000円とされています。付き合いの深さや血縁関係で50,000円、100,000円と包む方もいます。一方で、会社関係の方や恩師、友人の場合は、少なくとも3,000~5,000円、平均で10,000円が目安です。こちらも付き合いの深さや面識の有無によって金額が変わります。また、故人との間柄だけではなく、香典袋の種類によっても金額は変わります。市販されている香典袋のなかには、印刷された水引がついているタイプ、水引が白黒のタイプ、高価な和紙で作られたタイプなど、さまざまなグレードがあります。

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