香典返しではどんなものを贈ればいい?金額の目安やのしの書き方もご紹介!
挨拶状は、巻紙に薄墨の毛筆で書くのが本来の形式ですが、最近ではハガキに印刷するのが一般的となっています。もし便せんに書く場合は二枚に渡らないようにするのがマナーです。不幸が重なることを連想させるためです。封筒は郵便番号枠のないものを選びましょう。また二重になっている封筒を使ってはいけません。これも「不幸が重ならないように」という意味があります。
挨拶状は、頭語に「謹啓」、結語には「敬具」を使います。文面はまず「会葬やお供えに対する感謝」を述べ、「葬儀が無事に行われた報告」をし、「挨拶に伺わず、書面や配送で済ませたことへのお詫び」をするといった構成になります。
時候の挨拶は入れないのが一般的です。また「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉を避けるのはもちろん、「、」「。」などの句読点を使わないようにしましょう。句読点を使わないのは、葬儀や法事などが滞りなく進みますようにという願いを込める、といった説があります。これは弔事だけではなく冠婚葬祭でのマナーとしても覚えておきましょう。【名前の書き方】故人の名前の書き方は「故(故人の名前)儀」が一般的ですが、喪主との関係性や、葬儀の規模によっていくつかのパターンが考えられます。