結婚式の挨拶やスピーチをさせたい!挨拶のノウハウと、絶対に守るべきマナーをご紹介
名前を呼ばれたらいきなり起立するのではなく、着席した姿勢のままゆっくりと周囲を見て、一礼をしましょう。こうすることで、「自分がスピーチをするゲストだ」ということを周囲に伝えられます。司会者からの紹介が済んだら、ようやくそこで席を立ち上がります。再度その場でゲストに一礼をして、マイクの前まで歩きましょう。このとき、歩いている姿が周囲に見られているため、堂々と自信を持って歩いてください。マイクの前に立ったら、スタッフがマイクの高さを調節してくれる場合があります。いきなり話し始めず、にこやかな表情をしながら待機しましょう。準備が整って場内が静かになったら、新郎新婦のほうを見て「おめでとうございます」と述べて一礼します。
ここでは会釈ではなく、背筋を伸ばしたまま上体をゆっくり倒し、約2秒数えて静止します。お辞儀する際に、マイクを頭にぶつけてしまう方も中には見られるので注意しておきましょう。また、新郎新婦と両家の両親が起立して待ってくれているため、スピーチを始める前に「お座りください」と伝えます。以上が「スピーチを任された側」の挨拶のマナーです。一連の流れに沿ってスピーチを始めるだけで、落ち着いて話すことができます。