表面にある複雑なくぼみと、シリンダー内部のピンが噛みあって開錠する仕組みになっています。■マグネットシリンダー錠「電子キー」とも呼ばれ、鍵に埋め込まれた磁石とシリンダー内部の磁石が反応することで開錠する仕組みです。ピッキング手口に強いといわれていますが、長期間の使用により磁石の磁力が弱まるというデメリットがあるので、使用の際には定期的なメンテナンスが必要です。
【対策その2】ドアのこじ開け防止グッズを活用するしっかりと施錠をしていても、鍵を壊したりドアをこじ開けたりして侵入される可能性もあります。そのような場合に備えて、以下ではホームセンターなどで手に入る防犯グッズをご紹介します。■サムターン回し防止カバーサムターン回しとは鍵の近くにドリルで穴を開けたり、ドアに付いている新聞受けやドアポケットの隙間に針金などを差し込み、室内側の鍵のつまみを回したりして開錠する手口です。そこでドアの内側の鍵部分に筒状のカバーを被せ、針金が触れるのを防ぎます。市販のカバーもありますが、ペットボトルの上部と底を切って筒状にし、鍵部分に被せてガムテープで固定するなどの方法で簡単に作ることもできます。
■ガードプレートドアとドア枠の間の隙間を塞ぐためのプレートであり、隙間にバールを差し込んでドアをこじ開けるのを防ぎます。