2019年8月27日 12:22
“同意してればOK”はキケンすぎ!風俗店でのトラブルを弁護士が解説
本番トラブルで最も重要なことは、その場で支払いの約束をしないことです。
ご不安であれば、すぐにその場で警察や弁護士に連絡するようにしてください。
念書などの支払いを約束する書面を作成した場合、それをひっくり返すのは簡単ではありません。
女性やお店がお金の支払いを請求する根拠は、不法行為に基づく損害賠償請求になるかと思いますが、これは請求する側の女性やお店が、こちらの行為によって損害が発生したことを主張したうえで「証明」しなければなりません。
これはかなり手間のかかる作業です。
ですから、可能な限り手間を省くため、その場で書面を書かせて支払わせようとするのです。
また、身分証明書や名刺の提示を要求し、住所や職場の情報を押さえることで、無言の圧力をかけてきます。
さらに、警察というキーワードを出すことで、不安を煽るのです。
こういった揺さぶり行為によってショートカットをしようとしている訳です。100%とはお約束できないものの、弁護士が介入すれば、ご家族や職場にバレるリスクはほとんど抑えることができます。
また、法的な観点から相手方の請求をチェックしますので、不当に高額な請求をしてきたときには、その根拠について、きちんと証拠をもって確かめるようにし、不相当に高額な支払いを回避することができます。