2018年12月18日 14:02
離婚するなら養育費は当然請求できる!子供のためのお金はしっかり確保しよう
養育費は一括払いでもかまわない
養育費は、当事者双方が納得すれば、一括払いにすることも可能です。養育費を一括払いにすれば、母親側は、離婚時に将来の分まで養育費を確保できます。父親側にとっても、長期間にわたって養育費を払い続けなければならない煩わしさから解放されるのは、メリットといえるでしょう。
なお、養育費の一括払いでは金額が大きくなってしまうため、贈与税の課税が心配になるかもしれません。養育費は基本的に非課税ですが、養育費であることを明確にするため、離婚協議書を残しておいた方がよいでしょう。
養育費の相場は?
養育費の金額は話し合いで自由に決められますが、相場が気になるでしょう。
一般に、養育費の相場というと、養育費算定表の金額を指します。養育費算定表とは、双方の親の年収、子供の年齢、子供の数から、平均的な養育費を知ることができる早見表です。
裁判所の実務においては、養育費を決めるときに、養育費算定表の金額を参考にします。
養育費算定表はこちら
養育費算定表の金額では十分でないことが多い
現行の養育費算定表の金額はかなり低めになっており、裁判所でも見直しが進められています。