くらし情報『ふるさと納税は、税額控除?所得控除?源泉徴収票から実際に確定申告書を作成して検証した結果を紹介します』

2018年12月5日 23:00

ふるさと納税は、税額控除?所得控除?源泉徴収票から実際に確定申告書を作成して検証した結果を紹介します

確定申告書e-taxでの所得から差し引かれる金額例


源泉徴収票の所得控除の額の合計額と確定申告書の(16)が合致しています。また、ふるさと納税を70,000円行ったことによって、所得控除として68,000円の寄附金控除の適用がされていることが確認できます。


確定申告書e-taxでの税金の計算


ふるさと納税を行って寄附金控除の適用を受けた結果、国税太郎さんが納めるべき所得税は、161,600円であることが確認できます。

ただし、住宅ローン控除が140,000円あるため、直接差し引いた21,600円が納めるべき所得税となり、これに2.1%を乗じた金額453円を加えた22,053円が納めなければならない税金ということになります。

所得税及び復興特別所得税の源泉徴収額


国税太郎さんは、すでに所得税と復興特別所得税を合わせて28,900円納めているのですが、ふるさと納税を行ったことによって、本来納めるべき税金は、22,053円で済むことになりました。

つまり、28,900円から22,053円を差し引いた6,847円が本来納めるべき税金よりも多く納めていることになるため、この金額が還付(戻ってくる)お金となります。

手引きが公開されているため、確定申告書をe-taxで作成するのは簡単
ふるさと納税の寄附金控除を確定申告で適用することに対して、抵抗がある方は、とても多いと思いますが、実のところ、会社員や公務員のように普段、確定申告と馴染みが無い方であったとしても、手順通りに行うことで、誰でも簡単に確定申告書が作成できる手引き(マニュアル)

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