2019年1月6日 20:00
児童扶養手当とは?児童手当との違いを含めて解説します
子供がいる世帯について支給される給付と聞くと「児童手当」を思い浮かべる人が多いかと思います。児童手当は、15歳の誕生日を迎えた日以降の最初の3月31日までにある子の人数に応じて支給される給付の事です。
児童手当以外にも、子供がいる世帯について支給されることがある給付として「児童扶養手当」というものがありますが、児童手当に比べると、受給している人が少ないため、知っている人は少ないのではないかと思われます。
今回は「児童扶養手当」について、児童手当との違いを交えながら、くわしく解説していきます。
児童手当に関しては以下の記事で詳しく説明しています。
児童扶養手当とはどのような制度なのか?
児童扶養手当は、父母が離婚した児童、父または母が死亡した児童、父または母が一定の障害状態にある児童などのように、何らかの理由によって、子の養育が困難な状態にある世帯の養育者に対して支給されます。
そのため、養育する子がいることが支給要件とされている児童手当に比べると、受給している人の数は少ないということになります。
具体的な支給対象者
児童扶養手当の受給対象者は、父母が離婚をした児童、父母のいずれかが死亡した児童、父母のいずれかが一定以上の障害状態になっている児童などが対象となります。