2019年1月1日 20:00
効果的な分散投資を実現するためのコツと分散投資に適した金融商品の選び方
が10,000円になったら購入する」、「基準価額が12,000円になったら売却する」ということができます。
一方、上場していない投資信託は1日に1度しか売買できず、購入価額や売却価額が確定するのも翌日以降となり、ETFのような機動的な取引ができません。
つまり、売買の手続き後に相場が急落した場合には想定外の損失が発生することもあると言えます。
もちろん、想定外の利益が発生することもありますが、余計なリスクを回避するのであればETFが合理的です。
具体的な商品選択においては、国内株式であれば東証株価指数(TOPIX)、外国株式であればMSCIコクサイ・インデックス、国内債券であればNOMURA-BPI 総合、外国債券であれば世界国債インデックス等の各資産の代表的な指標に連動するETFを選ぶと良いです。
時間分散のコツと金融商品の選び方
次に時間分散のコツと時間分散に適した金融商品の選び方を紹介します。
時間分散には定期的に一定数量を購入する定量購入と定期的に一定金額で購入する定額購入(ドルコスト平均法)がありますが、ここでは定額購入を前提に解説します。
継続的に同じ商品を同じ金額で購入する
ドルコスト平均法の最大のポイントは継続的に同じ商品を同じ金額で購入することです。