2019年1月8日 14:37
生命保険で受け取る死亡保険金に税金がかかる場合がある?死亡保険金と税金の話をご紹介
- 所得税:個人の所得に対して課税される税金
- 贈与税:個人から財産をもらった時に課税される税金
- 相続税:亡くなった人から各相続人などが相続や遺贈などにより取得した財産の価額の合計額が基礎控除額を超える場合に課税
これらの中で最も高い税率は贈与税です。贈与税の税率は贈与額が3,000万円を超えると55%の税率です。所得税は所得によって決まりますが、年収600万円の方で20%の税率です。相続税は法定相続分5,000万円以下で20%の税率です。ですから、生命保険の保険金が贈与税にあたる契約は高額な税金を支払う場合があるので注意した方がいいと考えられます。
契約者、被保険者、受取人によって変わる税金
生命保険の死亡保険金を受け取る際には、所得税/贈与税/相続税のいずれかが課税されますが、誰が保険の契約者なのか?誰が受け取るのか?によって課税される税金が異なります。
これから生命保険にかかる税金がどのように決まるかご紹介します。
生命保険契約の基礎
生命保険には、契約者、被保険者、受取人がいます。
契約者は生命保険を契約している人で保険料を支払っています。被保険者は生命保険の対象者で、万一のことがあった時に保障が用意されている人です。