2019年1月12日 20:00
確定申告で住宅ローン控除を受ける方法をご紹介。必要書類から申請時期まで疑問を一気に解決します
- 新築または取得の日から6か月以内に購入した住宅に住み、住宅ローン控除の適用を受ける年の12月31日まで引き続いて住んでいる
- 住宅ローン控除を受ける年分の合計所得金額が、3,000万円以下
- 新築または取得をした住宅の床面積が50平方メートル以上であり、床面積の2分の1以上の部分が住宅部分であること
- 住宅ローンの返済期間が10年以上で分割返済であること
- 居住用財産を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税の特例など、特殊な税制度を一定期間に渡って受けていないこと
中古住宅を購入した場合の住宅ローン控除
中古住宅を購入した場合に住宅ローン控除が適用できる条件は、以下の通りです。
- 建築後、使用された住宅であること
- 建物が、建築された日からその取得の日までの期間が20年(マンションなどの耐火建築物の建物の場合には25年)以下
- 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準、または、耐震基準に適合する建物であること
- 購入した中古住宅が、親族や特別な関係のある者などから購入した住宅ではないこと
- 贈与によって取得した中古住宅ではないこと
住宅ローンを組んで新築住宅を購入する場合は、さほど大きな注意点は見受けられないのですが、中古住宅を購入する場合で住宅ローン控除の適用を受けられる予定がある方は、購入した中古住宅の築年数や耐震基準など、注意しなければならない点が多いため、あらかじめ気を付けておく必要があります。