くらし情報『確定申告で住宅ローン控除を受ける方法をご紹介。必要書類から申請時期まで疑問を一気に解決します』

2019年1月12日 20:00

確定申告で住宅ローン控除を受ける方法をご紹介。必要書類から申請時期まで疑問を一気に解決します

リフォームをした場合も住宅ローン控除が受けられる
住宅ローンを借入して中古住宅を購入される方は、リフォームやリノベーションも住宅ローンやリフォームローンといった借入で行われる方も多いと思いますが、このような中古住宅の購入とリフォームなどをした場合でも住宅ローン控除をそれぞれ受けることができます。

なお、リフォームやリノベーションをした場合に住宅ローン控除が適用できる条件は、以下の通りです。

  • 住宅の所有者がご自身で、所有している建物について行うリフォームやリノベーションであること
  • 以下、いずれかの工事に該当するものであること
  • ①増築、改築、建築基準法に規定する大規模な修繕または大規模の模様替えの工事
  • ②マンションの場合は、ご自身が区分所有する部分の床、階段または壁の過半について行う一定の修繕・模様替えの工事
  • ③居室、調理室、浴室、便所、洗面所、納戸、玄関または廊下の一室の床または壁の全部について行う修繕・模様替えの工事
  • ④バリアフリー改修工事
  • ⑤一定の省エネ改修工事
  • ⑥地震に対する安全性に係る基準に適合させるための一定の修繕・模様替えの工事
  • リフォームやリノベーションの日から6か月以内に住み、住宅ローン控除の適用を受ける年の12月31日まで引き続いて住んでいること
  • 住宅ローン控除を受ける年分の合計所得金額が、3,000万円以下
  • リフォームやリノベーションをした住宅の床面積が50平方メートル以上であり、床面積の2分の1以上の部分が住宅部分であること
  • リフォームやリノベーションをした工事費用が100万円を超えており、その2分の1以上の額が住宅改修にかかる工事費用であること
  • 住宅ローンの返済期間が10年以上で分割返済であること
  • 居住用財産を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税の特例など、特殊な税制度を一定期間に渡って受けていないこと
中古住宅を購入してリフォームやリノベーションも合わせて行った場合で住宅ローン控除を受ける場合は、すまい給付金や地方自治体からの補助金が絡む兼ね合いも十分考えられるため、工事費用には、特に注意が必要と言えます。

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