2019年1月30日 20:00
高額療養費の確定申告手続き方法とは?医療費控除との違いも説明いたします。
70歳未満の者の自己負担限度額
70歳以上75歳未満の者の自己負担限度額
高額療養費の自己負担額計算ポイント
自己負担額の計算を行う際には以下の点に注意が必要です。
- 自己負担額が21,000円を超える診療分が対象となります
- 個人単位で計算を行います。
- 診療を受けた医療機関ごとに計算します。
- 入院分と外来診療分とは区別します。
- 保険が適用される診療分が対象となります。
高額療養費の手続きの流れ
高額療養費支給申請書を保険者(協会の場合は協会けんぽ、組合の場合は健保組合)に提出することで、高額療養費の申請を行います。なお、ケガが原因の場合については「負傷原因届」の提出(協会けんぽの場合)が必要となります。また、住民税非課税区分に該当する場合は、被保険者の非課税証明書を併せて提出する必要があります。
高額療養費はいつまでに申請しなければならない?
高額療養費は月(1日から末日まで)ごとに計算されるため、申請することができる時期については、実際に自己負担額を支払った日の属する月ではなく、その翌月1日が申請開始時期となります。なお、高額療養費は時効により、自己負担額を支払った日の属する月の翌月1日から2年以内に申請する必要があります。