2019年2月26日 12:29
車両保険金額はいくらが目安?決め方・設定方法をご紹介
なお、自動車保険における全損と分損の違いは以下の通りです。
全損の場合
- 自動車の損傷が激しく修理ができない場合
- 自動車の修理費用が時価(車両保険の場合は保険金額)以上となる場合
- 自動車が盗難された場合で、発見できなかった場合
分損の場合
- 自動車の修理が可能な場合で、車両保険金額以内に収まっている場合
全損になった場合の買い替えや修理についても検討する
仮に、自動車事故によって全損になってしまった場合、時として、十分な補償が受けられず、新たな自動車を買い替えることができない場合も考えられます。
つまり、実際に支払われる保険金が少なく、残りは自己負担して買い替えなければならないことを意味します。
このような不足の事態を避けるには、保険会社によって特約名称は異なりますが、車両新価保険特約や車両全損時諸費用特約を検討してみるのも良いでしょう。
車両保険金を払ってもらえない場合とは
事故状況や過失割合も含めますと、あくまでもケース・バイ・ケースですが、おもに車両保険金が保険会社から支払われないケースを簡単に紹介します。
- 相手との事故で警察に届け出なかった場合
- 車両保険の補償範囲から外れている損害を被った場合
- 車両保険の免責金額よりも少ない損害の場合
- 事故歴が異常に多い場合
保険金詐欺などを防止する観点から、警察を呼ぶことが大切で、当人同士で解決するのは避けるようにしたいものです。